ゴムシート防水の特徴は？

ゴムシート防水の特徴としては、合成ゴムがシート状の防水層を形成していることから伸縮性にも優れており、そのシートを下地に合わせて敷いた後に接着剤や接着テープで貼り付けます。

ゴムシート自体の厚みは薄いので損傷しやすい特徴があり、鳥の突きによる害や衝撃などに弱い面もありますが、下地の亀裂などにも十分対応できることで、一般的に使用される防水シートの一つです。

しかも素材自体が軽く、上面に保護材を塗ることでそれを踏んで歩行もしやすくなる特徴も持っています。

また大きなメリットとしては他の防水作業に比べて安価で出来る点と防水工事自体が比較的短期間で可能とする点です。

雨漏りなどの応急処置としても活用され、目立ちにくい工事を行う上でも適しています。

ただ複雑な形状での防水工事には向かずシート同士の結合には貼り合わせる形になるため、その接着剤部分からの劣化が発生しやすいです。

接着剤の多用や素材には化学物質が含まれていることもあり、シックハウスに注意する必要もあります。

紫外線により劣化する恐れもありますが、耐用年数も比較的に長いため、活用されることも多い防水工事の種類の一つです。

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