ガルバリウム鋼板のメリット・デメリット

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親方「おっす!!」

女性「みなさんこんにちは」

親方「今日は一体何について聞きたいんだ?」

女性「最近、お施主様からガルバリウム鋼板の屋根についてよく聞かれるんです」

女性「おすすめの点や、注意する点について教えていただけないでしょうか」

親方「ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットについてだな」

親方「よし!まずは、ガルバリウム鋼板について説明しよう」

ガルバリウム鋼板とは?

親方「まず、ガルバリウム鋼板がどういった建材なのか知ってるか?」

女性「ちょっとわからないです」

親方「ガルバリウムは、亜鉛とアルミ、シリコンを組み合わせた合金のことだ」

親方「そのガルバリウムでメッキを施した鋼板がガルバリウム鋼板というわけだ」

親方「今では、メリットが多い金属建材として屋根や外壁に広く使われている」

表紙:ガルバリウム鋼板のメリットとは?

女性「そのガルバリウム鋼板のメリットってなんなんでしょうか?」

メリット1 錆びにくさ

親方「まずは、錆びにくさがあげられるな」

親方「これが決め手になって普及したと言ってもいい」

親方「ガルバリウム鋼板は錆びにくく、その耐久性は25年から30年といわれている」

親方「メンテナンスをおこなえば40年以上は持つんだ」

女性「凄い。そんなに持つなんて…」

メリット2 軽量

親方「また、軽量であることもメリットの1つにあげられるな」

女性「軽量だと、何がいいんですか?」

親方「屋根が軽いと建物の重心が下がる。そのため、地震の揺れに強くなるんだ」

女性「地震に強い家が出来るんですね」

親方「そういうことだ」

メリット3 ひび割れしにくい

親方「また、ガルバリウム鋼板を屋根材や外壁材に使った場合、ひび割れがない」

親方「瓦やスレートなどの屋根材、モルタルなどの外壁材は年月がたつにつれひび割れが生じやすくなる」

女性「なるほど。金属ならではの強みってわけですね」

デメリット1 導入費用が高め

親方「でも、ガルバリウム鋼板にも注意してもらいたいところはある」

親方「まず、他の建築素材よりも導入費用が高めのところだ」

親方「ガルバリウム鋼板のような金属建材はスレートや窯業サイディングより値段が高めだ」

女性「面積が大きくなったらかなり価格に開きが出ますよね」

親方「でも、ガルバリウム鋼板はメンテナンスサイクル自体が長いんだ」

女性「どういうことですか?」

親方「屋根素材に使われるスレートは10年単位で塗り替えが必要になる」

親方「でも、ガルバリウム鋼板15年、塗り替えが必要ないんだ」

女性「なるほど それは、お手入れの手間も省けてよさそう」

デメリット2 断熱性が低い

親方「また、これは金属建材全体にいえるんだが、断熱性が低いのも欠点だ」

女性「断熱性が低いと、どうなってしまうんでしょうか?」

親方「ガルバリウム鋼板を屋根に使った場合、断熱性が低く屋根が熱くなってしまう」

親方「そうならないために、断熱材一体型の屋根材を使うことをおすすめする」

女性「なるほど、それだったら断熱性もあげられますね」

親方「それと、屋根を二重にするカバー工法であればあまり問題にはならない」

女性「なるほど、施工方法によって断熱性をカバーできるんですね」

デメリット3 凹む

親方「また、ガルバリウム鋼板は凹みやすい欠点もある」

女性「どうしてですか?」

親方「薄い金属製の建材で、衝撃に弱いせいだ。物が当たると凹みやすい」

女性「なるほど。それは心配ですね」

親方「まあ、少しぐらいの凹みだったら、問題はないけどな」

女性「イロハトワンでもガルバリウム鋼板の施工もしているので、お気軽にご相談くださいね」

まとめ

女性「親方、今日もためになる情報ありがとうございます。勉強になりました」

女性「お施主様たちにも、ちゃんとガルバリウム鋼板のメリット・デメリットを伝えられそうです」

親方「それはよかった。きっちり役に立ってくれよ」

女性「今日のこの動画が役に立ったと思った方は、チャンネル登録といいねよろしくお願いいたします!」

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