最近の一戸建て住宅の壁の素材はサイディングが増えてきています。
サイディングは工場で大量生産できるだけでなく、型枠を組み合わせて張り付けるだけですので、比較的容易に取り付けることができます。
そのおかげで、値段も安く仕上げることができるのです。
しかし近頃は、サイディング壁以外にもガルバリウム鋼板という種類の外壁材が注目されています。
ガルバにウム鋼板の特徴は、耐久性に優れていることです。
素材が鋼ですので、サイディングやモルタルの壁に比べても頑丈な造りになっているのが特徴です。
また、耐熱性と熱反射性を兼ね備えている点にも特徴があります。
これにより、夏場の暑い日には外壁材が熱を吸収しないため、建物が暑くなりにくく、室内のエアコンの効きがよくなるというメリットがあります。
一方、サイディング壁には、熱を吸収しやすいという問題があるのです。
ガルバリウム鋼板という名前を聞くと金属製の素材を思い浮かべがちで、すぐに錆びてしまうイメージがあるかもしれませんが、実際にはそのようなことはなく、素材は亜鉛を使っていますのでさびにくい材質になっています。