雨樋の小さな歪みが後々大きな破損へと繋がってしまうということ、皆様はご存じでしょうか?
今回はそんな小さな劣化に気づいた時の重要性を皆様に知っていただけたらと思います!
雨樋が必要なワケって?
雨樋って何のために付いているかご存じでしょうか?
どちらかというとお家を建てる際や見る際に、雨樋は⁉って真っ先に見る方は少ないですよね(*’▽’)笑
そんな地味な存在の雨樋こそ、実はお家を守るため大事な役割を果たしている場所でもあったのです!
雨樋が無いと
屋根から直接地面に流れ落ちた雨水が溝や水たまりを作ったり
地面に跳ね返った水が外壁を濡らしたり
↓
跳ね返って水に濡れた外壁は劣化を起こし
ヒビ割れから雨水が侵入しやすくなったり、シロアリが住み着いたり
お部屋の壁から雨漏りを起こす原因に!
雨樋の劣化サイン
こちらは雨樋の劣化具合を調べる簡単なチェックリストです
まずはこちらで雨樋の劣化具合を確認してみてください。
□ 雨樋の中に落ち葉・ゴミ・土が溜まっている様子が見受けられる
□ 雨が降った際、雨樋の雨音がボタッボタという異音が混じっているように感じる
□ 雨樋を取り付けたのがいつか分からない
□ 雨樋を固定している金具(釘など)がサビや浮きなどが起こっている
□ 少し変形、歪みが起こっているように見える
さて、いくつ当てはまりましたか?
実は1つでも当てはまった方は…雨樋が劣化しているかもしれません(+_+)
当てはまった方へ1つずつ解説していきますね。
先ほどのチェックリストについてひとつずつ解説していきます
①雨樋の中に落ち葉・ゴミ・土が溜まっている様子が見受けられる
雨樋の形状から土やゴミや落ち葉などが溜まりやすく、溜まっていますと雨水の勾配不良を起こしてしまいます。
写真のように横樋も溜まりやすいですが、一番は縦樋(集水器など)が溜まりやすいです…。
ここが詰まると雨水の排水が出来なくなり歪みの原因に繋がってしまうのです。
②雨が降った際、雨樋の雨音がボタッボタという異音が混じっているように感じる
雨樋は屋根を取り囲むように取り付けてあります。
雨樋と雨樋の繋ぎ目部分が割れていたり隙間が出来たりした状態で雨が降ると水漏れを起こしボタッという異音が鳴ったりします。
③雨樋を取り付けたのがいつか分からない
一般的に雨樋の寿命は20年~25年くらいと言われています。
見た目に問題が無いように見えても、実は劣化が進んでいるのがほとんどです。
365日外でお家を守ってくれているわけですので、それが20年以上にもなると当然劣化してしまいますよね…。
④雨樋を固定している金具(釘など)がサビや浮きなどが起こっている
この金具(樋受け)がサビたり浮いたりすると雨樋の傾斜がひどくなり雨水の流れが悪くなってしまいます。
また樋受けから雨樋が外れて落下する危険性もあります。
部分的な補修は改善が難しいですので少しでも劣化を感じたらすぐに専門業者に見てもらうようにしましょう。
⑤少し変形、歪みが起こっているように見える
実は雨樋は元々、雨水が流れやすくなるように傾斜が元々付けられております。
ですがこの傾斜に狂いが生じるとスムーズに雨水が流れなくなったり意図しない場所から雨水が溢れたりなどが起こります。
歪みに気づかずそのままだと、台風やゲリラ豪雨など悪天候の際に大きく破損してしまい事故やケガに繋がりかねません。
最後に
本日は雨樋についてお話させて頂きました。
雨樋が歪んだり破損するとお家の外壁や他の場所の劣化を進ませてしまいますので、少しでも雨樋の劣化が気になったら私たちのような専門業者に見てもらったり定期的に雨樋を交換して下さいね♪
屋根の近くにある雨樋をまじまじと見ることは少ないと思いますが、是非この機会に雨樋のチェックをしてみて下さい。
当店は埼玉県上尾市を中心に屋根工事やリフォーム施工、塗り替え、屋根火災保険修理を行っております。
お家の雨樋で気になることがあれば当店が現場調査にお伺い致します!お気軽にご相談下さい。
最後まで読んで頂き有難うございましたm(__)m
リフォーム工房 I-PRO株式会社
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