サイディングは、外装材の一種です。

従来の日本家屋において外壁はモルタルや土壁などの塗り壁がほとんどでした。

しかし、近年ではサイディング材を壁に貼る家が多くなってきています。

サイディング材とは、家などの外壁部分に用いるボード状の建材のことです。

実は、鉄筋コンクリート造りの家では一般的にサイディングが用いられています。

では、サイディングを使用することで得られるメリットには何があるのでしょうか。

まずは様々な種類の柄から選ぶことが可能な点です。

そのため、機能性だけではなくデザイン性を重視することができ、見た目にも映える家づくりを行うことができます。

また、サイディングの中でも軽いものは家への負担が少ないため、地震対策として用いることができることもメリットの一つではないでしょうか。

では、一方のサイディングを使用することのデメリットとは何なのでしょうか。

まずは、メンテナンス費用が高めな点です。

サイディングを導入する際にはコーキングと呼ばれる目地材を使い、気密性や防水性を保つために隙間を充填する作業が必要となります。

このコーキングは、サイディングよりも耐用年数が短くなっているため、こまめなメンテナンスが欠かせないので注意しましょう。