外壁塗装がなぜ高いかと言えば、それなりに手間暇がかかるからです。
ペンキを塗る場合とは違い、1回だけ塗っておしまいではないのです。
塗装の前には足場設置をして高圧洗浄で住宅を綺麗にしていきます。
高圧洗浄が終わったら下地処理をします。
これによりようやく塗料が濡れる状態になるのです。
塗料を塗るときは下塗り・中塗り上塗りをしています。
2重、3重にして塗るのが一般的といわれているのです。
これは、重ねて塗ることで、防水性を高め、外壁の耐用年数を延ばす働きがあります。
では、さらに何度も塗り続けたら耐用年数はどんどん上がって行くでしょうか。
3度塗りで14年の耐用年数だとしたら、5度塗りすれば25年ぐらい持つのでしょうか。
実はそんなことはありません。
とにかく重ね塗りをすれば言い分けではないのです。
塗り過ぎると通気性がなくなることが考えられます。
湿気がこもることで、外壁が劣化し易くなるのです。
3度程度の重ね塗りをする場合には、外壁の外に壁を作り、湿気の逃げ道を作ってやると耐用年数がよくなります。
それ以上は逆効果です。