屋根カバー工事とは?

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屋根カバー工法とは?

屋根カバー工法について説明させていただきます。屋根のカバー工法とは、今ある屋根材の上に新しい屋根を被せる工法です。既存の屋根の上にルーフィング(防水紙)を貼り、その上に軽い金属の屋根を張ります。これにより防水効果や断熱効果が期待できます。

屋根カバー工法のメリット

雨屋根の防水性・断熱性・防音性の向上

カバー工法により、屋根が二重工場になり、防音性と防水性が高まります。

また新しい断熱性のある素材を被せるため、断熱性も向上します。

撤去廃材・費用がかからない

カバー工法では、既存の屋根をそのまま残すため、撤去や廃材費用がかかりません。

工期が短い

カバー工法は約5日程度の短い工期で施工が完了いたします。

アスベストの飛散のリスクを抑えられる

アスベストを含む建材を使用した建物を解体するときに、アスベストが発生します。カバー工法では解体をすることなく、既存の屋根をそのまま利用するので、アスベストの飛散のリスクを抑えられることが可能です。また、アスベストの問題は先延ばしにすると深刻な問題になりますので、屋根の状態が良いうちに、アスベストを含む屋根材を撤去することもお考えください。

屋根カバー工法のデメリット

屋根が重くなってしまう

屋根の上にもう一枚の屋根を被せるように覆うため、重量が大きくなってしまいます。

部分的な修理が難しくなる

カバー工法を用いると、屋根の一部分が剥がれてしまうと、修理や交換の際に、周囲の瓦も剥がして修理しないといけないので、部分的な修理が困難になります。

カバー工法は火災保険の適用外

カバー工法も火災保険が適応されると勘違いされてる方も多いですが、残念ながらカバー工法は火災保険の適用外です。

屋根内部までは修理できない

カバー工法では、屋根の野地板の修理まではできません。野地板が傷んでいるなどの問題がある場合は、屋根葺き替え工事をおすすめいたします。

お気軽にお問い合わせください

様々なケースに対応してきましたので、お客様の大切な建物を守っていくために一緒に考え、丁寧に施工させていただきます。

建物診断、ご相談・お見積りについて、お気軽にお問い合わせください。

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