外壁塗装では同じ塗料を使用しても、その効果に違いが見られることがあります。
特に、耐久性については、ある作業を行った場合と行わなかった場合とでは、大きな差となって現れることがあるのです。
その非常に重要な作業の事を「ケレン」と言います。
これは、外壁塗装を行う部分にあるサビや汚れを取り除くとともに表面に凹凸をつけ、塗料がつきやすくするという効果を期待する作業のことです。
今回は、そんなケレン2種について紹介します。
ケレン作業は1種から4種までに分けることが出来ます。
その中でもケレン2種は塗膜が劣化し、腐食が進んだ状態である場合に用いられる方法です。
具体的には、サビ、既存塗膜等の異物除去を行います。
内部まで入り込んださびもしっかりと徹底的に取り除くことにより、綺麗な仕上がりを目指すことが可能です。
なお、作業にはサンダなどの電動工具の使用と手工具を併用するのが一般的です。
費用については、行われる作業方法により異なるので事前に確認しましょう。
なお、さびが多く見られた場合には、完全に取り除くことが出来ない場合もあるので注意が必要です。