外壁塗装工法の種類〜刷毛塗り〜

お役立ち情報

刷毛塗りは、刷毛(ハケ)を使った外壁塗装の工法です。
壁塗装の工法の工法としては最も古く、それだけに、動物の毛の他、植物性繊維や合成繊維など、刷毛の材料は様々です。
さらに、これらは、硬さや塗料の含み具合などに違いがあるため、状況に応じて使い分けることで、様々な表現方法が可能となっています。

刷毛塗りの最大のメリットは、細かい部分の塗装に利用できることです。
ただし、その分広域を一気に塗るには適しておらず、時間もかかります。
そのため、現在では、ローラーやスプレーで広域を塗ることが多くなっています。
つまり、これらで一気に広域を塗り、残った細かいところを刷毛塗りで仕上げていくのです。

ただし、刷毛塗りをムラなく仕上げるためには、熟練した技術が必要となります。
また、特に動物の毛を利用した刷毛はアルカリ成分に弱く、丁寧に扱わないとすぐに劣化してしまいます。
このような問題点から、基本的には素人には向かない工法であると言えます。
そのため、刷毛塗りをきれいに仕上げたい場合は、業者に作業を依頼した方が良いでしょう。