屋根にはいろいろな種類がありますが、今回はカラーベストコロニアルと呼ばれる屋根の種類の一つについて説明してみます。
カラーベストコロニアルはコロニアルやスレートとも言われることがありますが、どれも同じ屋根の種類を指していると考えて差し支えないでしょう。

 

カラーベストコロニアルは、瓦やガルバリウム鋼板、銅板などのほかの屋根に比べてもコストの面で割安であることは大きなメリットです。
カラーベストコロニアルは多くの家で採用されている屋根材ですので、この屋根材を使った施工を経験している業者も多く比較的安心して任せやすいともいえます。
また劣化による屋根の葺き替えの際に古くなった屋根材の撤去の手間が少なくて済むのも、カラーベストコロニアルの特徴としてあげることができます。

 

一方、カラーベストコロニアルはひび割れが発生しやすい屋根材でもあります。
また、コケも生えやすく、耐久性の面から考えたときにはほかの屋根材より劣ります。
2000年以降のカラーベストにはアスベストは含まれていないのですが、それ以前のカラーベストコロニアルにはアスベストが含まれている可能性があります。