断熱と遮熱の違いって?

お役立ち情報

住まいの環境づくりをしようと考えていると、断熱、遮熱といった言葉を目にすることがあるものです。

この2つは住まいを快適にする上で重要な要素ですから、どういったものなのかを理解しておくと対策を立てやすくなって良いものです。

まず断熱は熱を通さず室内を快適な温度にすることができるのが特徴です。
断熱性の高い住宅というのは、屋内と屋外の熱の移動をできるだけさせないようになっているため、冬はやたらと寒さを感じるということがなくなりますし、夏は冷房効率を良くすることもできます。

一方、遮熱は熱を反射するという特徴があります。
住宅というのは、直射日光による影響で、外壁や屋根の表面の温度が上昇していくことがありますが、遮熱性に優れている住宅の場合には、温度上昇を抑えることができるのです。

そうなることで、室内の温度が安定することになりますので、やはり冷房を使用する場合、効率が良くなります。

ただし、夏は涼しいですが、冬は寒くなりがちですから、遮熱性だけでなく断熱性を高めることも意識すると冬場も過ごしやすくなって良いと言えます。