屋根に塗装を施すことの最大の意義は、屋根の劣化を防ぐということにあります。

つまり、屋根は一番太陽の光が当たるところであるため、紫外線による退色や反り返りなどが起こりやすいのですが、塗装をしておけば、塗料が、これらを防いでくれるため、屋根そのものの劣化を防ぐことができるということです。

また、同様の理由で屋根は熱の影響を受けやすいため、それが室温を上げる原因の1つになっているのですが、屋根を塗装しておけば、塗料が熱を吸収してくれることから、室温の上昇を防ぐこともできるのです。

ただし、屋根を塗装した場合、塗料による屋根そのものの劣化を防ぐことはできますが、今度は塗料自体が劣化してしまうという問題点もあります。

しかし、塗装が劣化しても、塗料を塗りなおせばよいだけであるため、屋根そのものを修繕することよりはメンテナンスが簡単です。

さらに、定期的に塗装すればシーリングなどの劣化にも気づけるというメリットもあり、それによって雨漏りも未然に防ぐこともできます。

このようなことから、屋根に塗装を施すメリットは非常に高いということが言えるのです。