日本では戦前から戦後にかけての一戸建て住宅は、日本古来から伝わる日本家屋で作られてきました。
ところが、戦後は欧米からの影響が強く、日本も欧米に習ってさまざまな物を取り入れようとしたのです。
その1つが住宅でした。
特に一戸建て住宅が増えてきた昭和30年代後半から40年代くらいにかけては、洋風の住宅も徐々に姿を現すようになってきました。
最近は、輸入住宅もあり、本格的に海外からその資材を輸入して建築する住宅もありますが、そこまで本格的な住宅でなくても洋風な住宅を造るハウスメーカーや工務店もたくさんあります。
なぜ、そこまで洋風が好まれているのでしょうか。
その1つは、おしゃれでかわいい外観の家が多いからです。
おしゃれな外観は生活を彩ります。
色彩についてはどうでしょうか。
色的には明るい色が多く、特にベージュ系は人気があります。
ベージュ系統の色はまとめやすいのです。
どんな風景にもなじみやすい色になります。
また、彩度を下げてシックな雰囲気にすることも可能です。
逆にあまり鮮やかな色はバランスが難しいため、周りの住宅や風景を考慮しながらの施工になるでしょう。