屋根瓦は、重圧感のある意匠性があり、昔から使われている屋根材です。
メリットとして、高級感があることや耐久性が高いことなどが挙げられます。
瓦は、高温で焼き固めて作る焼き物です。
そのため、高温に対しての耐久性を持ち合わせています。
瓦には、釉薬を使ったタイプと使わないタイプがあります。
他の素材であれば、色褪せがありますが、瓦の場合は、焼く前に釉薬と呼ばれるウワグスリを掛けてから高温で焼き上げ、化学反応で発色させるため、経年変化での再塗装の必要がありません。
瓦のメリットには、断熱性もあります。
瓦は、他の屋根材と異なり、屋根下地と瓦の間に空気層があります。
この空気層があることで、熱が屋根下地に伝わりにくい構造となっています。
夏場は高温多湿となる日本で、暑い夏をどう過ごすかを考えて作られた屋根材となっています。
他にも遮音性が高いというメリットがあります。
屋根材の違いによって落ちてくる雨音は変わってきますが、
瓦は粘土が素材であるため、音の吸収性が高く、雨音などが気になりにくくなっています。
最近では技術の進化により以前より軽量化もされており、実用性が高くなっているのでさらにおすすめです。