素人でもできる雨漏り応急処置〜瓦の場合〜

お役立ち情報

瓦葺きの屋根で雨漏りが発生してしまった場合、瓦の割れ目からの雨水の侵入は屋根の腐敗につながるため早急に処置を施さなければなりません。
根本的な修復は工務店に依頼するべきですが、工事までの期間程度であれば素人でも応急処置をすることが可能です。
しかし、注意点を守らなければ大けがをする危険性もあるため、準備を整えてから取りかかりましょう。

手順としては雨漏りが起きている箇所を特定し、防水テープで割れ目を補修します。
この際、屋根に上がることが必要になりますが、作業は必ず複数人が行うことが大切です。
屋根に上がるのは一人でも構いませんが、屋根から落ちるなどの事故が起きた場合に備えて人員を確保しておかなければなりません。

屋根に上がったら、割れている部分を探します。
瓦の上は不安定で歩くことすら難儀しますが、瓦の谷部分を縦に踏んで歩くと安定します。
よそ見をせずに、足下を注視して歩きましょう。
補修箇所を見つけたら防水テープを貼って応急処置は完了です。
本来であれば瓦パテを使って修復しますが、瓦パテを使う方法は経験が必要なためおすすめできません。