漆喰とは?

お役立ち情報

漆喰とは消石灰を主成分とした建材で、主に壁の上塗りに使われています。

日本では古くから建築の現場で使われていますが、近年では洋風住宅が増えたため、目にしたことがないと言う人もいるかもしれません。

最新の壁紙や塗料に比べたら、性能がいまいちなのでは…と思われるかもしれませんが、漆喰ならではの良さはたくさんあるのです。

まずは室内温度や湿気を調整してくれるという点。

昔の家屋は断熱材がなくとも、漆喰によって室内温度を適切に保っていたのです。

日本の年間寒暖差は大きいので、室内温度を調整してくれると言うのは大きな利点です。

そして日本は湿気大国とも呼ばれるほど梅雨から夏にかけての湿気が高い国。

湿気はカビの原因にもなるので、湿気を調整してくれる漆喰は日本の住宅にとてもマッチした建材と言えるでしょう。

また、漆喰は殺菌作用や防火剤としての効果もあるので、シックハウス症候群や火災の予防にも効果が期待できます。

昔から使われているものには、使われる理由があります。

漆喰の良さを、今一度再確認してみてはいかがでしょうか。